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プロペシアが効かなくなった?【フィナステリド、フィンペシアの耐性と対策とは?】
私自身、プロペシア(フィナステリド)を服用していました。しかし急に効果がなくなるという経験をしました。
ミノキシジルとプロペシアの併用で後頭部と生え際がフサフサになりました。
数年服用後、徐々に髪の毛が抜けるようになり、結果としてAGA治療前まではいきませんが、他人からの視線を意識するレベルまで悪化しました。
これがいわゆる、
プロペシア(フィナステリド)の耐性によって効かなくなったということなのでしょうか?
AGA治療での耐性について私の体験を含め解説します。
そもそもプロペシアとは?【フィナステリドの効果を解説】
プロペシアとは?
プロペシアはAGA治療で服用される治療薬です。日本の厚生労働省によっても認可されたAGA治療薬となります。
※プロペシアという名前は商品名です。
その成分名がフィナステリドとなります。
そのほかにはフィンペシア、フィナロイドなども同じ商品名となります。
気になるプロペシアの効果とは?
AGAによる抜け毛は乱れたヘアサイクルが原因ですが、その乱れたヘアサイクルを正常に戻すことによって抜け毛の量を減らし薄毛の改善に繋げます。
髪の毛の発毛を「促す」というよりは、
「抜けにくい頭皮環境」に整えるというイメージの方が分かりやすいと思います。
なぜ?
プロペシアによって抜け毛を減らすことができるか?
↓興味のある方はこちらの記事へ↓
★もっとプロペシアの効果や副作用について知りたい方はこちらへ
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フィナステリド(プロペシア)の効果・やばい副作用と注意点【私のAGA治療:体験談】
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プロペシアが効かなくなる原因とは?
【耐性について】
耐性とは?
単純に耐性とは?
生物が自分たちに対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持つことによって、
期待していた効果が効かない、あるいは効きにくくなる現象のこと。
薬剤抵抗性、薬物耐性とも呼ばれる。
何らかの作用によって抵抗性が生まれ効果を示さなくなったことになります。プロペシア(フィナステリド)の服用を開始してから5年、10年と月日が経過している場合、
▶︎身体に耐性ができ効果が表れにくくなる現象ということになります。※ちなみに私がプロペシアが効果を示さなくなった時期は服用後、5年くらいは経過していました。
ただ、本当に効果が表れにくくなるのか?【耐性はあるのか?】
ポイント
プロペシアに耐性は存在するというデータはありません。
「耐性」を示すデータは存在しないそうです。臨床試験も3年としてのデータしかなく、長期10年となるとわからないということのようです。【耐性】があるのか、ないのか?
肯定も否定もできないということになります。
ただ、長期間に渡ってプロペシアを服用した方からは、効かなくなったという印象の方も多いのは事実です。
では、なぜ?
効果が表れにくくなるのでしょうか?
考えてみましょう!
プロペシアの効果がなくなった原因とは?
プロペシア(フィナステリド)の効果がうまく効かなくなった原因をプロペシア以外の原因から考えてみます。
1、毛母細胞の寿命によって抜け毛が増える
AGA治療薬のプロペシアはAGAの進行を遅らせることしかできません。
▶︎つまり根本的に薄毛を治すことはできないということです。
また毛母細胞の数も決まっており、プロペシアによって進行を遅らせ毛母細胞の数を減らさないようにしてきました。
ただ、加齢とともに毛母細胞は減るのは必然です。
毛母細胞の数が減ることによってプロペシアの効果を実感できなくなったと考えもあります。
2、日常ケアの怠りによる脱毛
薄毛に悩んでいた当時は、日常のヘアケアを丁寧に行っていた。
でもAGA治療の結果、
ふさふさになったと共に日常のケアがおろそかにし蓄積した結果。
抜け毛が増えてしまったという考え方もあります。
日常のケアを大切に
- シャンプー(質の良いものを選択する)
- ドライヤー(頭皮をしっかりと乾かし菌が増殖しにくい頭皮環境へ)
- 頭皮ケア(育毛剤など頭皮をリフレッシュ)
- ストレス(睡眠時間の確保や精神的負担低減)
毎日のヘアケアをおろそかにしないようにしましょう!
ふさふさになり、日常のケアを疎かにしておくとAGA以外のことが原因で抜け毛を増やしているかもしれません。
AGA以外の脱毛原因ではプロペシアを服用しても効果を実感することはできません。
自分も含めて薄毛に悩むあなたは、日々のケアを怠らないようにする必要があります。
一度、日常のケアについて改めて考え直してみるのもいいかもしれません。
もしくは、プロペシアの服用方法が適切でない場合があります。
以下を参考にしてください。
プロペシアの効果を実感しやすくする方法とは?
プロペシア(フィナステリド)の効果をより実感するために、取り入れたいこととは?
プロペシアの服用するタイミングを決まる
プロペシアの服用する時刻などは特に定められていません。
皆さんはどのタイミングで服用を行っていますか?
プロペシア(フィナステリド)の効能は24時間と言われています。
好きなタイミングで服用できることはありがたいですが、
効能が切れないように、24時間ごとに適切に服用することが大切になります。
決められた時間に服用するように気をつけましょう!
ポイント
常に血中にフィナステリドの有効な成分が一定濃度保たれた状態がベスト。
同じ時間帯に服用する習慣をつけて、飲み忘れ等が無いように気をつけよう。
発毛促進成分「ミノキシジル」との併用する
プロペシア(フィナステリド)はヘアサイクルを正常にし抜け毛が起こらないように頭皮環境を整えるために服用します。
そのため、発毛を促進する成分は含まれていません。
発毛促進ならミノキシジルです。
ミノキシジルと併用することで抜けにくくなった頭皮環境に発毛促進を行うことができるため効果的に薄毛治療を行うことができます。
ただ、ミノキシジルにも副作用や注意点があります。
あらかじめ適切に知ったうえで服用する必要があります。
★ミノキシジルの発毛効果や副作用についてもっと知りたい方はこちらへ
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ミノキシジルの効果・やばい副作用と初期脱毛の真実とは?【私のAGA治療体験談より解説】
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プロペシアからサガーロ(デュタステリド)で切り替える
プロペシアが効果を示しにくい場合は、デュタステリドに切り替える方法があります。
プロペシアに比べると比較的新しいAGA治療薬になります。
その分、費用は高くなります。
その分、効果は実感しやすい傾向にあります。
というのも、効果を示す範囲が大きいといわれているためです。
サガーロ(デュタステリド)にも副作用や注意項目があります。
事前に知って服用することが大切になります。
なぜ、サガーロ(デュタステリド)の方が効果が出やすいのか?
その原因をもっと知りたい方はこちらの記事へ
AGAクリニックなど専門機関に相談する
自分ひとりで悩むとストレスとなり悪循環になる可能性があります。
自分一人で抱え込まず相談することが大切になります。
専門機関に相談し適切な処置を行うようにしましょう。
解決方法が見いだせる可能性が高いです。
専門機関となると、AGAクリニックが代表的な役割を果たしてくれます。
かかりつけのAGAクリニックに相談するのもいいです。
そういった相談する機関がない場合は、
まずは無料カウンセリングを利用してAGAクリニックを活用してみるのもいいかもしれません。
無料カウンセリングを利用してAGAクリニックを活用する方法はこちらへ
-
おすすめのAGAクリニックの選び方と活用方法とは?【AGA治療・体験談の私が解説します】
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まとめ
プロペシアが効かなくなった?
【フィナステリドの耐性について】
プロペシア(フィナステリド)の耐性はあるのか?
答えは、否定も肯定もできない
ということになります。
もし、プロペシアが効果を示さなくなる場合は、
耐性が出来上がったというよりは、
- 毛母細胞の減少による抜け毛
- 日常ケアの怠り
もし、プロペシアの効果を増す場合は、
- 24時間を意識する。
- 決められた時間に服用する。
- ミノキシジルと併用する。
もし、プロペシアの効果を現れない場合は、
プロペシア(フィナステリド)→サガーロ(デュタステリド)へ切り替える。
もし、あなたにプロペシアの効果が現れなくなった場合は、
早めに対処を行いましょう。
ここで紹介しているミノキシジルもプロペシア・デュタステリドも副作用が伴います。
安全に薄毛の治療を行うためにAGAクリニックなど専門機関を受診することをおすすめします。
ただ、抵抗があるという方もいるとお思います。
そういった方も含めて、AGAクリニックの無料カウンセリングを体験することをおすすめします。
自分にあったクリニックで相談に乗ってもらえるのは安心だと思います。
ストレスなど精神的な負担にならないように気を付けて薄毛対策を行っていきましょうね。
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